メルセデス2台が消えたあと、レースをリードしていたレッドブルのダニエル・リカルドは3ストップ作戦を採用。終盤は表彰台をかけてベッテルに何度もバトルを仕掛けていたが、65周目に左リヤタイヤのパンクに見舞われてしまう。リカルドはタイヤ交換のため4度目のピットインを行い、コースに戻って4位でレースを終えている。
トロロッソは地元スペインのカルロス・サインツJr.が6位、レッドブルから出戻りとなったダニール・クビアトが予選13位から10位入賞。予選Q1落ちを喫したウイリアムズのフェリペ・マッサは8位まで挽回した。
フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはマシン後部から火が出て、20周でリタイア。フェルナンド・アロンソは無線で「ノーパワー」と伝えてストップし、母国グランプリを45周で終了。また、ハースのロマン・グロージャンが終盤ガレージでマシンを降りている。
マクラーレン・ホンダは、1台のみとなったジェンソン・バトンが9位で入賞を果たしている。