「彼(マックス)は良いドライバーだよ。ヨスも真面目な男だし、息子の良き理解者だ」
「マックスを初めて見たのは、2013年にパリで行われたFIA授賞式だ。当時はカートドライバーだったけど、その2年後にはF1まで駆け上がってきたのだから、たいしたものだ」
「我々が彼と本気の話し合いを行ったことは、これまでなかった。彼はレッドブルの育成プログラムに所属することを選んだからね。我々は、それ以上の魅力的な機会を提供できなかったんだ」
「レッドブルはトロロッソのシートを彼に与えた。そして、彼にはレッドブルでドライブする機会が必要だったということがわかった」
「ヨスの計画どおりになったし、マックスにとっても良かったと思う」
ウォルフは、レッドブルの進化を十分に感じている。さらにルノーはバルセロナテストでアップグレード版のパワーユニットを投入予定であり、レッドブルはメルセデスに最も近いチャレンジャーとなる可能性がある。
「レッドブルはスペインGPの予選でも速かったし、ロングランのペースも申し分ない」
「ルノーのアップグレード版パワーユニットは強力なものらしいね。レッドブルは我々の強力なライバルとなってくるだろう」と、強力なドライバーラインアップとマシンパフォーマンスを兼ね備えたレッドブルを警戒している。