更新日: 2017.09.17 23:56
F1シンガポールGP決勝:フェラーリ全滅、完走12台のサバイバルレースでハミルトン優勝
これでセーフティカーが導入され、首位はルイス・ハミルトン、2番手ダニエル・リカルド、3番手ニコ・ヒュルケンベルグ、4番手セルジオ・ペレス、5番手バルテリ・ボッタス、6番手ジョリオン・パーマー、7番手ストフェル・バンドーン、8番手エステバン・オコン、9番手カルロス・サインツJr.、10番手ケビン・マグヌッセンという予選とは大きく異なるオーダーになった。
再開直後のターン1でウエットタイヤを履くパーマーがインターミディエイトのボッタスをパスして5番手に浮上。雨は上がったものの、この段階では路面コンディション的にはウエットタイヤの方に分がある。
6周目、インターミディエイトのサインツはターン1でコースオフしてしまう。12番手のアロンソは高速域での違和感を訴えてペースが上がらず、ウイリアムズ勢の突き上げを喰らってしまい、7周目のストレートで2台まとめてパスされてしまった。
さらにテレメトリーを失っており「全くペースがない」と訴えるアロンソに対してチームはTVで見守る以外どうすることもできず、アロンソはロマン・グロージャン、ザウバー勢にも抜かれて最下位まで後退。これでアロンソは「ノーパワー」と訴え8周でピットに戻りリタイアした。
11周目、10番手のマグヌッセンとバトルを展開していたダニール・クビアトがターン7で止まりきれずバリアにクラッシュ。これで再びセーフティカー導入となり、前後タイヤともタレを訴えていたリカルドはすかさずピットに飛び込んで新品のインターミディエイトに交換。
この間にヒュルケンベルグが2番手に上がり、リカルドはSC中の最小限のロスで済ませ3番手でコースに戻った。ウエットタイヤを履いていたフォース・インディア勢、マグヌッセンもピットインし、ルノー勢とマクラーレン勢は1周遅れてピットインし順位を下げ、オーダーは首位ハミルトン、2番手リカルド、3番手ボッタス、4番手サインツ、5番手ヒュルケンベルグ、6番手ペレス、7番手パーマー、8番手ストロール、9番手バンドーン、10番手マッサという順になった。