更新日: 2016.05.16 03:28
ロズベルグ「誤ったエンジンモードとクラッシュは関係ない」:メルセデス スペイン日曜
2016年F1スペインGP決勝で、メルセデスのニコ・ロズベルグはルイス・ハミルトンとのクラッシュによりリタイアに終わった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 決勝=リタイア
スチュワードはレーシングインシデントだと判断した。それを受け入れなければならない。
スチュワードがそういう結論を出したのだから、そのとおりに受け止める。それが彼らが下した判断なんだ。
(ハミルトンに非があると思うかと聞かれ)そうは言ってない。僕はスチュワードの裁定に従うと言っている。
状況は把握していた。ルイスが近づいてきているのが分かっていた。だからレーシングドライバーとして当たり前の反応をした。イン側を閉めたんだ。できるだけ早くドアを閉めた。
そうすることで、「イン側にスペースを残すつもりはない」という意思をはっきり示した。だからそこに彼が飛び込んできたことにすごく驚いた。
ものすごくがっかりしている。僕らが勝ったはずのレースなんだ。僕ら全員のための勝利を手に入れられたはずだった。仲間のことを思って落ち込んでいる。
スタッフ全員が、2台のマシンを用意するためにどれだけの作業をしてくれているか、知っているからね。なのに僕らがあんな風に砂の中でレースを終えるなんて、考え得る最悪のシナリオだ。
(Sky Sportsから、間違ったエンジンモードに入っていたことに気をとられていたのではないかと聞かれ)注意がそれたということは全くない。状況は把握していた。
正しくないモードに入っていて、パワーが落ちていたのは確かだ。なぜそうなったのかはこれから調べる。
(ハミルトンとの今の関係はと聞かれ)全く変わらない。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています