更新日: 2016.05.16 06:26
マクラーレン「アロンソファンをがっかりさせた。しかしいずれ必ず王座に就く」/スペイン日曜
2016年F1スペインGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ジェンソン・バトンは9位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
スペインGPは非常にドラマチックな展開になったため、注目していた観客や視聴者は多くはなかったかもしれないが、ジェンソンは冷静かつ優れた判断の下でレースを走り、9位を獲得した。2週間前にダブル入賞を成し遂げた直後に我々は再びポイントを獲得したのだ。
地元ファンにとって残念なことに、フェルナンドは今日、ポイントをつかむことができなかった。ソフトウェアのコマンドの問題によりICEが停止したためだ。トラブルが発生する瞬間まで、彼は懸命にいい走りをしていた。余裕でトップ10内でフィニッシュできただろうレースだったが、トラブルのためにリタイアしなければならなかった。
しかし繰り返しになるが、我々マクラーレン・ホンダは単なる入賞を目標にしているわけではない。我々が関心を持っているのは表彰台、優勝、タイトルだ。そして間違いなくいずれそれを手にする。
次のモナコGPに関して予想をするつもりはないが、過酷なストリートコースで堅実な結果をつかむために努力することは保証する。
最後になったが大事なことに触れたい。若きマックス(・フェルスタッペン)にお祝いの言葉を贈る。彼は今日、F1史上最も若いウイナーとなった。この記録は過去8年間はセバスチャン(・ベッテル)が維持し、その前の5年間はフェルナンドが保持していた。そしてその44年前に記録を打ち立てたのは、我が社の創設者、偉大なるブルース・マクラーレンだった。