マテシッツはスクーデリア・トロロッソも保有し運営しており、このジュニアチームは、今季の全20戦中14戦を終えた時点で6位につけている。レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは先月、トロロッソのパフォーマンスには満足していないとして以下のように語った。
「トロロッソには多額の投資が行われた。にもかかわらず、チームはそれをポイント獲得という成果に結びつけられていないのだ」
レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、将来的にエンジンの費用削減と複雑さの低減が必要だと強く主張しているが、次回のレギュレーション改訂は2021年に行なわれることになっている。
チームは、現在ルノーと結んでいるエンジン供給に関する契約を2018年末で終了させる予定だ。その後はトロロッソに続きホンダと契約を結ぶか、アストンマーチンがマニュファクチャラーとして参入するのではないかと推測されている。