11時54分にダニエル・リカルドがインターミディエイトで走行を開始すると、フェラーリ勢やアロンソなど他車も続々とインターミディエイトを履いてコースインし走行を開始する。リヤタイヤのウォームアップに苦しむマシンが多く、シロトキンはターン2でリヤが流れてスピンを喫した。パスカル・ウェーレインもターン9で止まりきれずにコースオフしスピンする場面があった。
各車ともインターミディエイトで周回を重ね、トップはリカルドで1分49秒719。これに僚友マックス・フェルスタッペンが0.700秒差で続きレッドブル勢が速さを見せたが、3番手は2.288秒差のバルテリ・ボッタス、4番手は2.576秒差のシロトキンと、3番手以下はゆっくりとしたペースでの周回に留めている。
フェルスタッペンはさらに1分48秒962までタイムを刻みトップに立ち、残り5分を切ったところで本格的な走行を開始したアロンソがトップから1.635秒遅れのタイムを刻んで3位に浮上。

ライコネンが終了直前に1.772秒差で4位、ベッテルが2.047秒差で5位に付け6位ハミルトンに0.509秒差を付け、ウエットコンディションでのマシン素性の良さを示した。初戦のガスリーは14周を走行してトップから3.418秒遅れのタイムで9位でFP1を終えた。