フェルスタッペンへの質疑が終わり、フォトセッションに移るとリカルドが登場。会場に置かれていた『ボックスカート』と呼ばれる手作りカートに乗り込み記念撮影を行った。

撮影が終わると、続いてはリカルドが記者たちの前に。取材が始まり、最初の質問が出てくるまで間が空くとすかさず「アリガト」と言って立ち去るそぶりを見せ、会場は笑いに包まれた。
今週末のレースに期待することを尋ねられると、「ドライならフェラーリが強いだろうし、メルセデスも近いところにいる。でも雨が降れば僕らも速いよ。鈴鹿でも2台揃って表彰台を目指すよ!」とレースに向け自信を覗かせた。
鈴鹿サーキットの印象については「とてもハイスピードでエキサイティングなコースで、自分もお気に入りだよ」という。
「テクニカルな印象はあまりなく、コーナリングスピードが高いところが難しい。セクター1がとてもお気に入りだ。逆バンクからダンロップコーナーはジェットコースターのようでとても楽しい。立ち上がりはアクセル全開だからとてもチャレンジングだね」

昨年、予約で埋まっていたため寿司を食べることができなかったというリカルド。今年は「今夜行くよ!」と明かすと、さらにリカルド節が炸裂。
「寿司をたくさん食べると、鈴鹿サーキットを速く泳げるんだ!」
記者からは“シューイ”が見たいと言われると笑顔で「Me too.(僕もだ)」と答えるなど、リカルドは終始リラックスした様子だった。
レッドブルは前戦マレーシアGPでダブル表彰台を獲得した勢いをそのままに、今週末の日本GPに挑む。

