ケビン・マグヌッセンが、スペインGPの最終ラップに起きたルノーのチームメイト、ジョリオン・パーマーとの接触について、自分に非があったとして謝罪した。
遅めのタイミングでソフトタイヤに履き替えたマグヌッセンは、まだ比較的フレッシュなタイヤで13位のパーマーとの間隔を急速に詰めていた。いっぽう、パーマーはハードタイヤでのロングスティントの末に、ようやくフィニッシュを迎えようとしていた。
マグヌッセンは、最終コーナー手前のシケインでインサイドに飛び込んでチームメイトと接触し、レース終了後にスチュワードからタイム加算のペナルティを言い渡されている。
「あの接触の責任は僕にある」と、マグヌッセンは言う。「正直な話、あのときは僕のほうが1周4~5秒は速かった。ものすごい勢いで彼に追いついたことに驚いて、トライしてみようと思ったんだ。でも、あまりにもペースに差があったので、彼には僕が来ているのが見えていなかった」
「ポイントがかかっていたわけではないのだから、あまり意味のないトライだった。ちょっと調子に乗りすぎたんだ。彼には謝ったよ。不必要なことだったと思う。あれで1ポイントでも獲れるのなら、やってみる価値はあっただろうけど」