投稿日: 2016.05.23 16:14
更新日: 2016.05.23 17:00
更新日: 2016.05.23 17:00
ルノー新パワーユニット、「わずかなトークンで0.5秒向上」
AUTOSPORTweb
ルノーのエンジンテクニカルディレクターのレミ・タファンは、モナコでデビューする新仕様のパワーユニットが「1周約0.5秒」の向上をもたらせることを期待していると語った。
ルノーは大規模なアップグレードを施したパワーユニットをスペインGP後のバルセロナテストで導入した。テストを行ったルノーとレッドブルのドライバーたちは向上を感じると非常にポジティブな感想を述べており、当初カナダGPに予定されていたデビューがモナコに繰り上がった。ルノーは2チームに各1基ずつ新仕様のパワーユニットを用意する予定だ。
「現在使用しているパワーユニットには、(開幕戦)オーストラリアから今までの間に何度か小規模なアップグレードを行ってきた。スペインではそのベースにすべてのドライバーが非常に満足していた」とタファン。
「それと同時に、我々はシーズンスタートから新スペックの開発に取り組んできた。だがすべてのパーツに関して実際にコース上で使う前に信頼性と耐久性の確認を行う必要があった。テストは非常にうまくいき、パワーもドライバビリティも向上したことが分かった」
「当初はカナダで新しいバージョンを使用する計画だった。しかしモナコまでにユニットをまとめられ、完全な確認ができれば、使えるものをモナコで使う」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています