2回目のアタックでベッテルがタイムを更新して0.346秒差の2番手に浮上し、フェルスタッペンはトップで通過したが「1周アタックで行くならセットアップを何か変える必要がある」と訴える。
Q3は開始直後から各車がウルトラソフトでコースインしアタックを開始。フェルスタッペンはやはり1周目に縁石に乗せすぎてバックオフし、これにターン13手前で追い付いたボッタスがブレーキングでロックさせてこちらもアタックを断念しピットに戻る。
まずはベッテルが1分16秒833でトップに立ちハミルトンが1分16秒934で続くが、1周目のミスの後にそのまま2周目の計測ラップに入ったフェルスタッペンは1分16秒574を記録してトップに立った。
残り4分を切ったところでフェルスタッペンとヒュルケンベルグが先陣を切って最後のアタックへ。フェルスタッペンはやはり1周目ではタイヤを上手く機能させきれなかったうえにメインストレートが向かい風になった影響もありメインストレートでのタイムロスが響いてタイムアップできず。

逆に全セクターで最速タイムを並べたベッテルが0.086秒逆転して今季4回目のポールポジションを奪い取った。
ハミルトンもターン12などでミスが目立ちタイムを更新できないまま3位に終わった。4位ボッタス、5位ライコネンと続き、オコンが6位で3強チームの一画を切り崩した。7位リカルド、8位ヒュルケンベルグ、9位サインツ、ペレスは予選10位で地元グランプリの予選を終えた。