インドネシア人ドライバーのリオ・ハリアントが、今季マノー・レーシングのレギュラードライバーを務めることが正式に明らかになった。
インドネシア政府の支援を受けるGP2ドライバーのハリアントは今オフ、ウィル・スティーブンスやアレクサンダー・ロッシと並んで同チームの有力なレースドライバー候補として挙げられてきた。
チームは先週、2015年のDTMチャンピオンでメルセデスAMGのリザーブドライバーを務めたウェーレインとの契約を発表したものの、チームメイトについては発表していなかった。
しかし、ハリアントを支援するインドネシア青年・スポーツ省の大臣は、マノーから求められている持参金の調達に動いていることを認め、1,500万ユーロの前払いとして300万ユーロを支払うよう求められているなど具体的な金額が報じられたほか、イギリスメディアは昨年マノーに770万ユーロを持ち込んでいた有力候補のスティーブンスが、ハリアントのもたらす額と同レベルのスポンサーマネーを用意することができなかったため、ハリアントがシートを勝ち取ったと報じていた。