今週末のモナコGPでウイリアムズのドライバー、フェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスは、いずれも「通常とは異なる」デザインのヘルメットを使用する。
「FIAが許可を出したんだ」と、マッサは言う。「年に一度だけ、デザインの違うヘルメットを使うことが許可された。僕らは、ずっと前から許可を求めていたんだよ。以前のセバスチャンのようにレースごとにデザインを変えるのは、確かにちょっとやりすぎだったかもしれない。でも何か特別なことをしたいと思うのも、年に一度くらいならいいと思うし、FIAも受け入れてくれた」。
自身がモナコGPで使うヘルメットのデザインについて、マッサは次のように語っている。
「とても有名なブラジル人アーティストのデザインなんだ(双子のストリート・アーティスト「オス・ジェメオス」)。壁や道路に絵を描くグラフィティ・アーティストとして世界的に名を知られている彼らが、僕のヘルメットをペイントしてくれた」
「もちろんモナコのレースには息子や妻も来る。このヘルメットは特別なアート作品として、ずっと手元に置いておくつもりだよ」
ボッタスのスペシャルヘルメットは、頭頂部にモナコの象徴とも言える「カジノ」のモチーフを入れたデザインとなっている。