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「新しいハイパーソフトが加わり、レンジ全体においてよりソフトで、より速いコンパウンドとなる。この重要なイノベーションを発表することができて喜ばしい」とピレリのヘッド・オブ・カーレーシングのマリオ・イゾラは23日、アブダビにて2018年用タイヤについて発表した際に語った。

「(タイヤを25パーセント ワイドにするという)今年の特殊な環境の下、2017年のコンパウンドの一部が保守的であったかもしれないことは承知している」

ピレリ、2018年F1に7種類のドライタイヤを採用

「2018年に向けてタイヤを作る際にこの点を修正し、ほとんどのレースでピットストップが2回程度必要になることを念頭に置いた。しかしタイヤの基本的なデザインコンセプトは来年も変わらない。すべてのドライバーたちが今年高く評価した特性、各スティントの最初から最後までハードにプッシュできるような特性は維持した。より速いタイヤから成る新しいレンジを採用することにより、2018年にはよりハードで見応えのあるレースを生み出すことになるはずだ」

 最終戦アブダビGP後の28、29日にヤス・マリーナで全チームが参加するタイヤテストが行われた後、2018年2月26日から3月1日、3月6日から9日にバルセロナで行われるプレシーズンテストでは、各チームがニューマシンで新タイヤを走らせる。

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