投稿日: 2016.05.28 11:03
更新日: 2016.05.28 11:06
更新日: 2016.05.28 11:06
GP2モナコ、松下信治が「幸運なポールポジション」から決勝レース2へ挑む
Text:Mineoki Yoneya
伝統のF1モナコGPと併催される重要なラウンドで、松下信治がGP2決勝レース2のポールポジションにつくことになった。スタートは日本時間の5月28日(土)23時10分の予定だ。
ここまで松下の週末は決して順調ではなかった。26日(木)のフリー走行では、わずか9周で、まさかのクラッシュ。サン・デボーテでタイヤをロックさせてバリアに刺さり、手首と指を痛めてしまった。
「バーチャルセーフティカー(VSC)が出てタイヤが冷えていて、ブレーキングしたらタイヤロックして、まっすぐバリアに突っ込んじゃいました。早めにブレーキングしたんですけど、それでも足りなくて。良い流れで来ていたんですけど、完全に自分のミスでした。ずっとステアリングを持っていたんで、衝撃で捻ってしまって、腫れています」
マシンの仕上がりは良く、チームメイトのセルゲイ・シロトキンは予選でポールポジションを獲得。しかし松下は走り込みが足りなかったせいで12位に終わってしまった。
F1が休日となる27日(金)に行われる決勝レース1、松下は「確実に走り切って何ポイントかでも獲りたい」という姿勢で臨んだ。上位勢がソフトタイヤでスタートする一方、スーパーソフトを選択する。