■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=5位
簡単な予選ではなかったし、5番手は理想からは程遠い。マシンは1日を通して感触が良かった。Q1での数周はとても楽にやれたのに、その後にタイヤが難しくなったんだ。何かしらの理由で、アタックラップでタイヤを機能させ、信頼して走ることが困難になっていた。問題ないときもあったが、苦労したランもあった。まるで推測ゲームみたいだったよ。

明日のレースは簡単にはいかないだろうね。一番オーバーテイクがしやすいのはスタートだけど、その後もレースはまだまだ続く。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=6位
僕にとって素晴らしい予選ではなかった。今週末はずっと良いセットアップを見つけ出すのに苦労していて、今日も例外ではなかったんだ。僕らが試した変更では望んだような形でマシンに影響を与えられず、そのまま予選を迎え、何かを変えるには手遅れになった。
昨日も言ったけれど、ここではグリップをきちんと得られていなくて、それによって常にマシンと格闘する羽目になっている。それでドライビングが難しくなってしまうんだ。レースでのコンディションも今夜と同じようになるはずだから、僕らにとっては厳しいレースになるだろう。それでも、状況を見ながら自分たちに何ができるかを考えてみよう。
ダニエル(・リカルド)がキミ(・ライコネン)の前にいるから、明日は僕らもバトルできるかもしれないし、孤独なレースにはならないだろう。
僕はマシンにできる限りのことをした。時には、自分たちの速さが十分ではないことを受け入れなければならない。そこから学んで、次に戻ってきたときにはより懸命に努力するだけだ。
明日はベストを尽くすよ。6番手から何ができるかに注目だ。