■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=7位
まだ予選なんだって分かっているし、レースでは何が起きるか分からないけれど、いいポジションにつけることができたのは事実だ。Q2で今季最高レベルの予選を走れたことを、とてもうれしく思っているよ。Q3では気温が下がってくるにつれて、少し難しくなり始めていたが、それは毎年のことだ。
ロングランのペースはいい感触で、マシンに乗っていても強さを感じ取ることができていたので、今の時点では100パーセント自信がある。明日は普通のレースとして取り組んでいくけれど、7位を維持したいと思っている。

■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=8位
7位をコンマ1秒差で逃したから、完全に満足とはいえないけれど、それでも今夜の結果をかなりうれしく思っている。Q1は1回のアタックで突破できたが、Q2はそれに比べると少し難しかった。ニコ(・ヒュルケンベルグ)のせいで、僕のウォームアップラップに影響が出た。必要のないことだったし、僕らふたりともアタックが台無しになってしまったんだ。ありがたいことに最終的な結果には影響がなく、僕らはQ3に進出できた。Q3最初のアタックラップはあまり良いものではなかったので、2回目のアタックで速いタイムを出さなければならなかった。
全体的に見れば良い結果だったよ。グリッド中団はいつも接戦になるから、明日は面白いレースになるはずだ。オーバーテイクは簡単ではなさそうなので、スタートか1周目のうちにヒュルケンベルグを抜くことが重要になる。それができなくても、戦略を使って前に出ることができると思うよ。
天候も大きな役割を担うだろう。暗くなるにつれて気温も路面温度も低くなるし、強い風が吹くコーナーもある。挑戦にはなるけれど僕らは良いポジションにつけられたし、シーズンを好結果で締めくくりたいと思っている。