Masahiro Owari

 そうなると2018年のアロケーション(割り当て)も、ソフト側は2ポジションずつ軟らかめになることが予想される。当然ながら、モナコGPなどのストリートコースではハイパーソフトが投入されるからだ。セラによれば、「これはチームにとっては、かなりチャレンジング」だという。

 エンジニアたちが頭を悩ませているのは、タイヤそのものの分析が難しくなるだけでなく、ピットストップ戦略も見直さなければならなくなるからだ。今シーズンは1ストップが主流だったが、2018年はほぼ間違いなく、2ストップとなる。

 レース中に使用しなければならない2種類のタイヤのどちらをメインに使うのか? 各スティントをどう設定するのか? 2ストップは、1ストップ以上に判断が難しくなる。

 だが、エンジニアたちには申し訳ないが、分析と予測が難しくなればなるほど、それは観戦している私たちにとって歓迎すべきこと。2018年のF1は今年以上に波乱含みの展開が予想されている。

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