更新日: 2016.06.09 18:05
F1ストーブリーグ情報まとめ:注目される4人の動向。ビッグチームに大変動も
■フェラーリ:ライコネン、今年も残留へ?
今年もライコネンの去就に注目が集まっている。ここまでの6戦でいくつかのミスを犯していることから、来季は他のドライバーに取って代わられるのではないかという推測が今年もなされている。
ライコネンの後任候補として名前が挙がっているのは、ロズベルグ、リカルド、バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、ロマン・グロージャン。
だがライコネンは今季ここまでの6戦中3回表彰台に上っており、今後も堅実な結果を積み重ねていけば、セバスチャン・ベッテルとの関係が良好なこともあり、再び契約延長にこぎつけることができるかもしれない。
■レッドブル:リカルドが引き抜かれる可能性は?
リカルドもマックス・フェルスタッペンも、レッドブルと長期契約を結んでいると、チーム代表クリスチャン・ホーナーは主張している。
フェラーリやメルセデスがフェルスタッペンに強い関心を示していたため、彼らの動きを封じるため、レッドブルはフェルスタッペンを早々にAチームに昇格させた。これにより当面はフェルスタッペンをライバルに引き抜かれる恐れはなくなった。
しかしリカルドに関しては、スペイン、モナコとチームのミスで優勝を逃し、本人が強い不満を表していたため、離脱の可能性もゼロではなく、フェラーリから誘われた場合にはリカルドがなびくかもしれない。だが基本的には、彼が成功するためには改善しつつあるレッドブルに残るのが一番いいと考えられる。
リカルドが離脱するようなことがあれば、トロロッソのカルロス・サインツJr.が昇格する可能性が高そうだ。今のところ、新たなチームメイト、ダニール・クビアトより優れたパフォーマンスを見せているからだ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています