投稿日: 2016.03.12 22:50
更新日: 2016.03.12 22:57
更新日: 2016.03.12 22:57
悲願成就! 次生F1初ドライブ「フェロモン出てます」
AUTOSPORTweb
「本番前のテストでは最初は東コース2周だけだったのですが、『もうちょっと走らせて下さい!』とお願いして、5周走らせてもらいました。本番では2周で7周、東コースを走らせてもらいましたが、本当に今までにないクルマの乗り味でした」と、笑顔で一気に語り尽くす次生。東コースのわずか7周ながら、15分以上話し続け、まだまだ舌は止まらない。
「見て下さいよ、このアーム。アーム自体の形状にしても、車体の取り付けにしても、美しいですよね。ひとつひとつが手作りのような、イタリアの伝統工芸のようです。マシンのフォルム、デザインもそうですが、とにかく美しい。フェロモンが出ていますよ。Hパターンのシフトも久しぶりでしたけど、このHパターンで、たとえばモナコとかを走行することを考えたら、当時のすごさがよく分かります。今日の走行ではタイヤのグリップはそれほど出ていませんでしたが、モナコで右手でシフトしながら左手片手でドライブするなんて、かつてのF1ドライバーのすごさを感じました。(アイルトン)セナは本当にすごかったんでしょうね」
最後に「本当に今回の機会を下さった関係者の皆様には感謝の言葉しかありません。30年近く前のクルマなのに、まったく古さを感じさせないクルマでした。そしてまた、F1マシンにもっと乗りたくなりました(笑)。次の機会も是非、乗せて下さい!」
まさに、少年のように喜ぶ表情と語りを見せた次生。シーズン前のこの貴重な経験、そして感動はスーパーGT3連覇を狙う次生の吉兆となるだろうか。
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