バトン「ストレートで大幅にロス。僕らにとって最悪のコース」:マクラーレン・ホンダ ヨーロッパ金曜
2016年F1ヨーロッパGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは7位/9位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン フリー走行1=7位/2=9位
予想していたよりも少しいい形で午前のセッションを始めることができた。でも皆がこのコースに慣れてくると、通常のポジションに戻ってしまったね。
正しいダウンフォースレベルを設定することが予選のカギになる。まだ理解が完全ではないから、最適レベルを見つけ出すために作業を続けていく必要がある。
タイヤについてももっと理解を深めなければならない。ソフトはいいタイヤだと思うが、スーパーソフトでのパフォーマンスを向上させる必要がある。
ここにはいくつかいいコーナーがあるね。ターン14はぎりぎりの走りを強いられるコーナーで、本当にとんでもないよ。一方でお城のそばを通るセクションはすごく低速だ。
マシンの感触はまずまずだったけど、路面が滑りやすくて、ほんの少しでもオーバーステアになると、それが突然ひどいオーバーステアに変わる。そうなると難しい。
バランスに関してはまだ目指す状態ではないが、土曜と日曜に向けて状況を整えていけるといいね。
ここは僕らにとってカレンダー中最悪のサーキットだと思う。いいラップを走れれば、Q3を賭けて戦える可能性はある。それはいいことだけど、決勝では少し苦労するかもしれない。
FP1では最終セクターでメルセデスより0.9秒遅かった。他の速いクルマと比べても0.6秒劣っている。
あそこで大量に時間を失っている。この問題に取り組む必要があるけど、何ができるか、見つけ出すのは難しい。
長いストレートがあるため、1周目は厳しい状況になりそうだ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています