F1ヨーロッパGP 決勝トップ10ドライバーコメント
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=9位
僕にとっては、かなりタフなレースだった。スタートは悪くなかったが、ターン1に入るときに誰か(エステバン・グティエレス)に後ろからヒットされたんだ。そして、何とかクルマを立て直している間にいくつかポジションを失い、守勢に立たされることになった。
密集している序盤のうちは、自分より遅いクルマを抜いていくのも簡単ではないから、そこでずいぶん時間を失ってしまったよ。
その後、レースの前半戦ではオーバーステアに悩まされ、全体としてプラクティスの時のようなマシンバランスが得られなかった。スーパーソフトをできるだけ長くもたせて、31周も走るのは容易なことではなかったし、レース終盤にはタイヤが終わる寸前だった。でも、それは戦略を機能させるために承知のうえで取ったリスクだから、文句を言うつもりはないよ。
この週末、僕らのクルマには素晴らしいポテンシャルがあった。ただ、僕は昨日の予選で犯したミスの代償を払わされたのだと思う。それでも、今日のチームの成績については、うれしく思っている。ここでたっぷりポイントを稼いだことは、シーズンの戦いにおいて大きな意味がある。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=10位
僕にとっては最悪のレースだった。早く忘れてしまいたいよ。タイヤをうまく機能させられず、ひどい苦戦を強いられた。リヤのデグラデーションが思ったよりもずっと大きかったんだ。
結果として思いどおりにドライブできず、タイヤをセーブすることもできなかったので、さらにデグラデーションを悪化させた部分もあると思う。
次にここで走る時には、何とかタイヤを機能させるために、クルマの方でも何かを変える必要がありそうだ。