■フォース・インディアこれまでの表彰台は運か、実力か?
2009年ベルギーGP:ジャンカルロ・フィジケラ/2位
混乱が多く、正しいセッティングを決められたチームが表彰台を獲得できた時代。ロードラッグのフォース・インディアはスパで急成長を遂げ、予選でポールポジションにつけた。しかし最終的にはKERSのパワー不足により、フェラーリのキミ・ライコネンに先行を許した。
判定:実力によるものではあるが、あまりにも唐突な表彰台
2014年バーレーンGP:セルジオ・ペレス/3位
ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのトップ争いに注目が集まるなか、ペレスはチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグ、レッドブル、ウイリアムズ、フェラーリのマシンに先行し、実力が均衡する3位以下の戦いを制した。
判定:実力で、純粋なペースによってメルセデス以外のマシンを上回った
2015年ロシアGP:セルジオ・ペレス/3位
タイミングの良いピットストップと、ロングスティントによってペレスは3位に浮上。最終ラップでバルテリ・ボッタスとライコネンに抜かれたものの、その直後に2台はクラッシュした。
判定:戦略の良さと、前方でのクラッシュによるもの
2016年モナコGP セルジオ・ペレス 3位
路面が乾きつつある良いタイミングでスリックタイヤを選択したことで、ペレスは7位から3位に。その後も3位をキープした。
判定:戦略の良さで、より速いマシンを出しぬいた