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 フェラーリのテクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンが、2017年のF1マシンは速い上に見た目も美しいものになると語った。

 2014年にはテクニカルレギュレーションの影響で奇妙なノーズデザインが登場、F1マシンは「醜い」と嘆く声が多く聞かれた。

 2017年には圧倒的に速く、よりアグレッシブなルックスのマシンを目指し、レギュレーションが変更された。ボディワーク、ウイング、タイヤがよりワイドになり、迫力が増すものと考えられている。

 アリソンは、規則に従ってパフォーマンスを追求した結果、F1マシンは不本意なルックスになったため、パフォーマンスを追求しても自然と美しいマシンになるようなレギュレーションを望んできたと述べた。そして来季の規則はこれを実現するものであるとの考えを示している。

「2年ほど前の恐ろしいノーズは排除することで、多少前進を果たした。来シーズンの規則では非常に速く、かつ美しいマシンを作ることを重視した取り組みがなされている」とアリソンがFIAスポーツ・カンファレンスで語ったと、La Gazzetta dello Sportが伝えた。
 
「幸運にも我々は新しいマシンの誕生を目にすることができる立場にある。それは美しい姿をしている」

“二本牙”を備えたロータスE22(パストール・マルドナド)
“二本牙”を備えたロータスE22(パストール・マルドナド)

 
 また、アリソンは、来季マシンの速さももちろん楽しみな要素であると述べ、来年はラップレコードが次々に更新されることになると予想している。

「今のベストラップタイムは少し昔に記録されたものだ。でも来年が楽しみだよ。来年はそういった記録を次々に打ち破っていくことになるだろうからね」とアリソンはFIAのインタビューに対して語った。

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