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投稿日: 2016.03.12 15:13
更新日: 2016.03.14 15:17

メルセデス、ルイスとニコの戦いを「より自由に」すると明言


F1 | メルセデス、ルイスとニコの戦いを「より自由に」すると明言

「これはF1にとってたいへん良いことだ。ドライバーが自分で考えて決めるべきことが増え、彼らにはより大きなプレッシャーがかかるだろう。このレギュレーションの精神を尊重して、私たちもドライバーへの指示を少し減らすことにした。それはふたりのドライバーにコース上では自由に戦わせるというチームの基本的な考え方とも一致する」

 ウォルフは、チームの過去2年間の成功があったからこそ、ドライバーへの制約を緩めるという決定ができたとも述べている。
「2013年にこのドライビングペアで戦うようになったとき、チームには優れた成績を残し、レースで勝たねばならないという大きなプレッシャーがあった。だが、私たちは何とかその仕事をやりとげ、2014年の世界選手権を勝ち取り、2015年にはそれが偶然ではなかったことを証明した」

「確実に成績を残すために、私たちはチームにある枠組みを設けるという方法を試みた。それがうまく機能することもあれば、機能しないこともあったが、いずれにしてもそこから興味深い教訓を学び、組織として進歩することができた」

「ルイスとニコはこの3年間を一緒に戦ってきて、ドライビングペアとしてとても良く機能している。チームの好成績は彼らに負うところが大きく、また彼らを激しく争わせるF1というものに負うところも大きい。(制約を緩めることで)チームの運営は少し難しくなるかもしれないが、それは避けては通れないものだと考えている。また、彼らがこのチームで与えられるものに満足し、チーム全体の雰囲気やモチベーションの大切さを理解していることにも疑いの余地はないと思う」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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