更新日: 2016.07.03 15:55
アロンソ「小学校レベルのミス。中古タイヤを装着されて驚いた」:マクラーレン・ホンダ オーストリア土曜
2016年F1オーストリアGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは14位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=14位
予選はスムーズにいかなかった。Q2で雨の可能性が高まってきていたので、できるだけ早くガレージから出ようとした。残念ながらどういうわけか、僕のマシンにはフレッシュタイヤではなく、Q1で使ったユーズドのオプションタイヤ(ウルトラソフト)が装着されていた。
2回目のランでフレッシュタイヤを履いたけれど、イエローフラッグが出てしまい、そのラップを断念せざるを得なかった。今日は他チームのミスを自分たちのチャンスに変える必要があったのに残念だ。
明日の決勝が複雑なコンディションにならなければ、14番グリッドから順位を上げていくのは難しい。予報では雨だ。どうなるか見ていくよ。
雨が降り出す可能性があると分かっていたので、すぐに走り出そうとした。でもタイヤブランケットを外してみたら、Q1で使った古いタイヤがついていた。びっくりしたよ。
(このミスに関してチームから説明はあったのかと聞かれ)Q1が終わってQ2の準備をするのに急いでいた。雨が迫ってきていて、あの時はストレスがかかっていた。
小さなミスをしてしまうレースが時にはある。競争力がさほど高いないのだから、うまく事を進められないとさらに困難な状況になってしまう。
(formula1.comのインタビューに答え)どういうわけか装着されていたのは新品タイヤではなくQ1で使ったもので、そのタイヤで最初のアタックをして、(2回目のランで)新品タイヤを履いたらイエローフラッグが出た。最大のミスは他のドライバーたちのように(Q2序盤の段階で)新品タイヤで走らなかったことだ。
僕らはあまりいいポジションにいるわけではないのに、それに加えてこういう小学校レベルのミスをするなんて悔しい。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています