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投稿日: 2016.07.03 23:26
更新日: 2016.07.04 18:12

ラスト1周の大波乱、ハミルトンが2コーナーの同士討ちを制す。バトン6位と健闘


F1 | ラスト1周の大波乱、ハミルトンが2コーナーの同士討ちを制す。バトン6位と健闘

 2016年F1第9戦オーストリアGP、7月3日に行われた決勝レースは、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季3勝目を挙げた。2位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位に僅差でフェラーリのキミ・ライコネン。最終周でチームメイトのニコ・ロズベルグに勝負を仕掛けたハミルトンが劇的な幕切れで今季3勝目、通算46勝目を手にした。マクラーレンは3番手からスタートしたジェンソン・バトンが6位入賞と健闘。フェルナンド・アロンソは完走できず、18位扱いとなっている。

 上空が曇り空に覆われ、ところどころ雨粒が落ちていたものの心配されたほどの雨はなく、決勝は気温15度、路面温度26度、ドライコンディションのもとでスタートした。ハミルトンはポールポジションからから順調にポジションをキープしたが、フロントロウに並んだフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが出遅れ、バトンが2番手に浮上、後方にキミ・ライコネン、ヒュルケンベルグ、ロズベルグが続く展開となる。

 3周目、ピットレーンからスタートしたトロロッソのダニール・クビアトがマシンを止めてリタイア。ハミルトンは順調にレースをリードする後方で、ライコネン、ロズベルグ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが次々とバトンをオーバーテイクしていき、バトンは9周目に7番手でピットに向かう。続いて上位勢では10周目にロズベルグがピットイン、タイヤをウルトラソフトからソフトに交換し、ファステストラップを記録しながら再び追い上げていく。


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