更新日: 2016.07.06 14:24
「他チームとも交渉中」「契約金は関係ない」マッサがF1で求めるもの
ウイリアムズのフェリペ・マッサは、契約金を優先して来年以降の交渉を行うことはないと語った。
今シーズン末でウイリアムズとの契約が終了するマッサは、チームと良い関係を築いているように見えるが、来季、契約が延長される保証があるわけではない。F1参戦250戦に迫ろうとしているベテランのマッサはウイリアムズや他のチームとの交渉において、契約金を優先することはないと主張する。
「僕はお金のことを考えてレースをしたことはない。常に自分の楽しみ、そして結果を求めてを戦ってきたんだ」とマッサはブラジルのメディアに語った。
「良い走りをするために、改善の可能性を見つけられれば、お金はそれほど重要ではない。豊かな生活をするために必要なお金はすでに稼いだ。それは僕のレースキャリアの初期に自分で想像していたよりもはるかに高い金額だ。だから(契約金が)大きな問題ではないことは間違いないよ。F1でレースをすることこそが自分が本当にすべき事であり、それは運命なんだ」
マッサは自身の経験がまだまだチームに多くのメリットをもたらせられると感じており、それはレギュレーションの大幅な変更が施行される来シーズン、特にチームに必要な要素になるだろうと考えている。
「僕はウイリアムズとも他のチームとも交渉している。ウイリアムズは僕の仕事ぶりを理解してくれているし、チームと共にここまで進歩してきた。それは忘れることなどできないよ」
「僕には多くの経験があるし、ファクトリーでもトラック上でもハードワークをこなしている。来シーズンはF1に多くの変化が起こるから、僕の経験はよりプラスになるはずだ」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています