フェラーリに再加入して以来のライコネンの不調は、これまで批判を浴びてきたが、ベッテルはチームメイトを擁護する。
「彼は、実力があってチャンピオンを獲得している。もしマクラーレンがより良いマシンを与えていたならば、もっと早い時期に何度かチャンピオンになっていた可能性もある。グリッド上にいるドライバーの中で最も才能のあるひとりだと、疑うことなく言える」
またベッテルは、ライコネンの将来に関する憶測に終止符が打たれたことに、安堵していると言う。
「いろいろなことが言われていたから、(噂が止むのは)重要だ。何も言われなくなって、仕事に集中できる」
ライコネン自身も、将来に関する懸念が払拭されたことを喜んでいる。
「すべてが終わって、質問に答えることではなく、レースに全力をかけることができる。この状況は僕の助けになるし、チームが僕を信じていることの証明になる」