メルセデスの代表であるトト・ウォルフは、チームスタッフに関しても影響があるかもしれないと語った。
「まず、これからどうなるかがわからないために大きな影響が出ている」
「我々のファクトリーがあるイギリスのブラックリーでは、たくさんの熟練したスタッフたちが働いている。しかし、ファクトリーがイギリスにあることによって将来どんな問題が発生するかわからないんだ」
「そして、ドイツにあるメルセデス本社では多くのイギリス人スタッフがDTMのために働いている。誰もがEU離脱の影響を受ける状況なんだよ」
しかし、F1における賞金はUSドルで支払われ、またメルセデス本社からの出資はユーロで受け取るために、財政的な影響は恐れているほどではないと語った。
「ポンド安は我々にとって、そう悪いことではない。賞金はUSドルで受け取るし、本社からの出資はユーロで受け取る。だから、レートはかなりいいんだ」
「なんらかの協調が見られるだろうけど、離脱の結果がどうなるかなんて誰にもわからないよ。でも、短期的に我々には影響はないと思う」
フォース・インディアのボス、ビジェイ・マリヤは「我々はイギリス中心のチームであるため、イギリスのEU離脱はチームに大きな影響を与えないと思う。むしろ、ドル高ポンド安のために、USドルでの収入は、よい影響を与えるだろう」と語った。