「レッドブルのマシンは、全体的に路面が非常に濡れていて、ドラッグが多いときに調子が良い。しかしマシンのポジションどりといい、マックスの走りぶりは目ざましいものだった。もっと良いマシンに乗っていたら、素晴らしいバトルができるはずだ」
ダニエル・リカルドはイギリスGPの予選で、初めてチームメイトのフェルスタッペンを下回る結果となり、決勝も20秒ほど遅れて4位で終わった。今季これまでの予選ではチームメイトに完勝しており「少し腹が立つ」とも発言したものの、フェルスタッペンの活躍は両者を後押しするものだと言う。
「チームの雰囲気が少し変わったんだ。ドライバーの交替があったバルセロナでは、雑音が多かった。そこで彼が優勝したものだから、状況は混沌としていた。その後のモナコでは、僕にも事件が起きたしね。マックスが加入してからは忙しかったし、F1のチーム内ではいろいろなことが起きている。彼は攻めていて、うまくやっている。僕としては、絶対に彼の上に立っていたい。いまの状況は、僕らの秘めている力を、より引き出していると信じているよ」