投稿日: 2016.07.14 10:00
更新日: 2016.07.14 11:22
更新日: 2016.07.14 11:22
「ハロが好きな人などいない」コクピット保護デバイスに高まる、導入延期の声
AUTOSPORTweb
レッドブルはシルバーストンで行われたテストの初日、育成ドライバーのピエール・ガスリーがハロを装着したマシンでアウトラップを走った。ガスリーはカメラが付いたメガネ型デバイスを装着して、ハロ装着時のコクピットからの視界を記録している。
これについて、シュタイナーは「カメラを装着することで、ハロ装着時の見え方や、視界の遮られ方が確認できると思う。ハロがまだ準備不足であることを示すために、こういった技術を用いている。結果はわからないが、レッドブルがそういったテストを行うのは良いことだし、全チームにハロの現状が示されると信じている」
ガスリーはハロの視認性には大きな懸念を示さなかったが、やはり違和感があると言う。
「視認性については、そんなに変わらなかったよ。でも、ヘルメットの前に何かがあるのは変な感じがしたね。そのすぐ上に巨大な三角形があるのも、なんだか違和感があったよ。慣れていくと思うし、これがあっても確実にドライブはできる」
「でも、自分にとってF1は常にオープンコクピットであるものだった。確かにハロがないことで危険性は増すけど、ドライバーは長い間それを承知していた。レーシングカーに乗るドライバーは全員その危険性を理解したうえで受け入れてきた。そういう面では何かを変えるべきではないと思うんだ」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています