フェラーリ・ドライバー・アカデミーが2009年に設立されて以来、そこからフェラーリのレースドライバーは誕生していない。だが、ルクレールは将来その赤いマシンのシートを獲得できるかもしれない。

「もしビアンキがあのようなことになっていなかったら、いつか彼はフェラーリのドライバーになっていただろうね。それだけの才能があったから」とルクレールは語る。
「でも、いつか、あのアカデミーから確実にトップチームに昇格するドライバーが出てくると思うよ」
わずか18周の走行だったが、ルクレールは初めてフェラーリを駆った経験は「とても特別だった」と述べた。フリー走行でハースをドライブしたことと、テストでフェラーリに乗ったことは「まったく異なることだ」という。
「フリー走行でハースを運転したけど、あれは、ほとんどチームのためだった。予選とレースが控えているので、僕は彼らのために働いた。できる限り多く走ることが重要だったんだ」
「フェラーリでのテストはフリー走行とは違って時間が長かったので、もう少しうまく計画が立てられた」
「古いパワーユニットのせいで今日あまり多くは走れなかったけど、どちらの経験も素晴らしいものだった。2台の異なるF1マシンを運転できるのは素晴らしい経験だよ」
「より多くのマシンを試して違うやりかたを知って、より多くの経験を積みたい」