ルノーは、シルバーストンで行われたF1インシーズンテストの終了間際に、ジョリオン・パーマーのマシンに発生した火災の原因について調査を続けている。
パーマーはテスト2日目の7月13日にルノーR.S.16をドライブしたが、最後の走行で、セッション終了を告げるチェッカーフラッグが提示された直後にマシンから火が出るという一幕があった。これについて、チーム代表のフレデリック・バスールは次のように述べている。
「クルマから火が出た。どうやら原因はハイドロリック系のリークのようだ。当然のことながら、いったい何が起きたのか、くわしく調べているところだ」
「幸運だったのは、火災が最後の周に起きたことで、当日のプログラムをすべて完了することができた。ジョリオンにも何の問題もなかったし、すぐに火は消し止められた」
パーマー本人は、こう語っている。
「世間の話題に火をつけるようなラップタイムは記録できなかったけど、クルマに火をつけることはできたようだ……もちろん、予定外のことだったけどね」