ルイス・ハミルトンは、バクーでトラブルに直面しながらもチームの指示を受けられずにタイムを失った。彼は今回通知された指示書によって、規則のあいまいな点が多少解決すると考えている。
「こういうことが好きじゃないと言ったところで、何も変わらない。だったら一番いいのはなんとかうまく対処することだ。全員が同じ条件なんだから」
ハミルトンは、バクーで問題を自力で解決するまでに失った時間は「13秒から15秒」で、アドバイスを受けるためにピットに戻っても同じぐらいの時間をロスしただろうと述べている。
一方、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスは、前戦ロズベルグに科されたペナルティから判断すると、問題が発生した場合には、ピットに戻ってチームと会話するよりは、ペナルティを受けたとしてもコース上で無線で指示を受けた方がいいと考えている。
「何度かアドバイスを受けたニコに下されたペナルティはたった10秒の加算だ。だから僕ならコース上にとどまって、(アドバイスをもらって)ペナルティを受ける方を選ぶね。ピットに戻って指示を受けるよりダメージが小さい」
「彼ら(FIA)がペナルティの程度に関して規則を変えない限り、ピットに戻ることにメリットは見いだせない」
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無線制限のペナルティは軽すぎる?「10秒加算なら無線を使った方が得」
