投稿日: 2016.07.22 15:25
更新日: 2016.07.22 18:02
更新日: 2016.07.22 18:02
会見ピックアップ:がっかりトロフィー話や“かわいい”愛車自慢で大盛りあがり
Text:Mineoki Yoneya
F1ハンガリーGPはホームグランプリにあたるドライバーやチームが不在とあって、木曜ドライバー会見は、やや地味なメンツとなりました。しかし、だからこそ意外な話題で盛りあがりをみせたのです。
まずはイギリスGPでの無線規制違反についてニコ・ロズベルグが水を向けられ、ザウバーの買収が決まったマーカス・エリクソンは「チームにとっては素晴らしいニュースだけど僕は関わっていないから、くわしく知らない」と見え透いたタテマエを。すると、おなじみディーター・レンケン記者から「若手ドライバーとして、本当に本気で自分のチームの将来やオーナーについて興味がないとか言ってるのか?」と厳しいツッコミを受ける場面も──。
ハンガリーGPと言えば地元名産の陶磁器、ヘレンドのトロフィーが有名です。一時期は姿を消していたものの、2013年から復活。こうした特徴あるトロフィーについて聞かれたドライバーたちは、ロズベルグが「その国の伝統を備えたトロフィーは素晴らしい」と優等生らしく答えると、フェリペ・マッサが勢いづいて喋りだしました。
「そう、トロフィーはその国のとても重要なイメージだし、美しくあるべきだ。何年か前に僕がもらったのは、そりゃもう……あんまり良くなかった」
と、ゴニョゴニョするマッサに「どのレース!?」と優等生から悪い表情に一変して、つっこむロズベルグ。
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