「インディカーが、この問題の解決策を開発するために力を注いでいるのは非常に良いことだ。それが我々の作業内容を補完してくれることもあるだろうと思っている」
メキースは、ドライバー保護装置に関してFIAが持っている情報はすでにインディカー側にも共有したとしたうえで、「我々は定期的に連絡を取り合っている」と述べた。
「この件では、我々は常に自分たちの行っている研究内容を共有しようと務めている」
「完全に双方向で進められており、一方の研究内容が相手方の役に立つこともあれば、その逆もあるだろう」
「さまざまなソリューションについて、今ではそれらの長所や短所が非常に明確になってきた」
メキースはRACER誌に対して、あらゆる状況に対処できる唯一正解のソリューションなどない、と以下のように語った。
「まず、何に対する保護を主目的に開発するのかを決める。次に、その何かを超える事態が起きてしまった場合、そのソリューションはまったく、あるいは必要とされるほどには役立たなくなる、ということを受け入れなければならない」
「我々は、さまざまな保護レベルについて精査してきた。昨年シルバーストンで試したシールドは、保護のレベルを若干落としたものだった」
「これは、より良い妥協点を見つける作業なのだ」