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投稿日: 2016.07.29 12:44
更新日: 2016.07.29 14:24

ホンダF1、ベルギーでアップグレード投入へ。「第二集団の先頭からトップ3を追う」とバトン


F1 | ホンダF1、ベルギーでアップグレード投入へ。「第二集団の先頭からトップ3を追う」とバトン

 マクラーレンのジェンソン・バトンが、サマーブレーク後のベルギーGPでホンダのパワーユニットがアップグレードされる予定だと明かした。

 
 ホンダは、開発トークンをできるだけ効率的に使うため、タイミングを慎重に選んでアップグレードするというアプローチをとっている。
 
 今季開幕後、ホンダはトークンを使用したアップデートを2回行った。カナダGPに向けて2トークンを使用してターボチャージャーを、イギリスGPに向けて2トークンでICE(エンジン)をそれぞれ改善、今年使用できるトークンがまだ10残っている。ホンダF1プロジェクト総責任者、長谷川祐介氏は、ICE(エンジン)に重点を置いて開発を進めていると述べていた。

2016年ドイツGP木曜 準備されるフェルナンド・アロンソのマシン(マクラーレン・ホンダ)
2016年ドイツGP木曜 準備されるフェルナンド・アロンソのマシン(マクラーレン・ホンダ)

 
 ドイツGPの週末、バトンはメディアに対し、サマーブレーク後すぐにパワーユニットのアップグレードがなされる予定だと語った。
 
「サマーブレークの後、スパに行く。そこでパワーユニットの次のアップグレードが導入される。楽しみだ」とバトン。
 
「毎戦改善を積み重ねてきている。パワーユニットも空力面も、1戦ごとに進歩している」 

「間違いなく正しい方向に進んでいる。それはこの数戦を見れば分かるだろう」
 
「まだ最高と言えるレベルではないし、望む位置には届いていないが、大きく進歩しているのは間違いない」 
「上には3チームいて、前とのギャップはかなり大きい。でもそれを追うグループの中では僕らは先頭に立っていると思う」
 
 英AUTOSPORTによると、ホンダはベルギーかその次のイタリアでアップグレードを導入することを考えているという。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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