F1ハンガリーGPでキミ・ライコネンと激しいバトルを展開したマックス・フェルスタッペンの「防御」ドライビングについて、ドイツGPのドライバーズ・ブリーフィングで討論の議題となりそうだ。
ハンガロリンクでフェルスタッペンと5位を争った2007年チャンピオンのライコネンは、最年少ドライバーのポジションの守りかたについて苦言を呈していた。ライコネンとしては、コーナーへのアプローチで何度もラインを変えたフェルスタッペンの走りかたが「正しくない」と思えたからだ。
フェルスタッペンのディフェンスに関しては、フォース・インディアのセルジオ・ペレスも疑問を覚えた。ペレスは、この件についてホッケンハイムの金曜日に話し合いたいと考えている。
「ブレーキングエリアでラインを変えすぎだったと思う。そのあたりを明確にしておく必要がある。ポジションを守りたいのはわかるけど、明らかにやりすぎという場面が時々あるよね。コーナー直前のブレーキングエリアでラインを変えると、かなり危険な状況につながる可能性もある」
ブリーフィングで議題にするつもりかとの質問に、ペレスは「ああ、よく話し合って、もう一度ルールを明確にしておくべきだ」と答えた。
「だけど、いずれにしても、ターンイン直前のブレーキング中にラインを変えるのは間違っていると思う」