「2017年のSF70Hに比べると、ホイールベースがわずかに変化している。クーリングシステムとともにサイドディメンションも変わった」とフェラーリ。
「サスペンションはこれまで実践しテストをしてきたフロントのプッシュロッド式とリヤのプルロッド式の形に従っているが、ワイドタイヤでの最初のシーズンを通して得た経験を基にデザインをアップデートした」

「SF71Hは昨年の進化型である。昨年のプロジェクトは優れていた」とテクニカルディレクターのビノットは語った。
「その長所を維持できるよう心がけた。我々の強みのひとつはいくつかのコンセプトにおいてアグレッシブさがあることだと考える」
「低速サーキットで優れたパフォーマンスを発揮するようマシンを設計したが、一方で新しい開発分野において取り組む必要もあった。たとえば高速サーキットでのパフォーマンスを強化し、信頼性を高めることだ」
「どこか変わったか? 主な違いは昨年型と比較してわずかにホイールベースを長くしたことだ。サイドポッドは昨年型よりもさらにアグレッシブで革新的なものになった」
「パッケージングをタイトにするという面でチーム全体が素晴らしい仕事をした。非常に細いボディになっているのが分かるだろう」