昨シーズン終盤ルノーに移籍したカルロス・サインツJr.は、新シーズンに向け、ルノーのチームカラーである黒ベースと黄色ベースの2種類のデザインのヘルメットを用意してきた。ところが、どちらも甲乙つけがたいほどカッコよく仕上がってしまったため、「どっちがいいと思う?」とSNSでファンに問いかけている。
全体的な雰囲気は踏襲されているものの、毎年デザインを変更しているキミ・ライコネン。今年はホワイトの面積が増え、フィンランドのブルーが追加された。そして、最大の注目ポイントは、後頭部に書かれた「リアンナ&ロビン」という最愛の子どもたちの名前だ。笑顔を見せたり、インスタを始めたり、仕事の道具に子どもの名を刻んだり……ここ数年のアイスマンはだいぶ親しみやすいキャラに変わってきた?!
少数派、イタリアのスティーロ社製のヘルメットを使うバルテリ・ボッタス。今年はこれまでのデザインから一新、ファンから一般公募を行い1500以上もの候補の中から選んだ。左右で色の配置が異なる斬新なデザインを採用、こちらもフィンランドのブルーがおしゃれなアクセントとなっている。バルセロナテストでは、すでに若干モディファイされたカラーリングが採用されていた。
ここ数年、ヘルメットのデザインを大きく変更しているニコ・ヒュルケンベルグ。今年は左右に「HULK」とカーナンバー「27」をあしらい、昨年までのデザインを未塗装のカーボン調で残しつつ、ルノーカラーの黄色と黒でキメてみた。シンプルながらも力強いデザインが印象的だ。