また彼は、F1のモータースポーツ担当ディレクターのロス・ブラウンとともに仕事をしてきている。彼は、F1新オーナーのリバティ・メディアがスポーツの未来を形作るのを助けるために、ブラウンが指名した専門家のうちのひとりだった。
トンバジスは正式にFIAに加わり、以前マルチン・ブコウスキーが行なっていた役割と同様の職務にあたる。40歳でポーランド出身のブコウスキーは、9月にFIAのF1技術部門長のポストから退いた。
その後、ブコウスキーはルノーF1の管理職に就任している。機密性の高い研究や開発プロジェクトの情報に彼が接していたことについて各チームから苦情があり、ブコウスキーは4月までガーデニング休暇中だ。
この職務を引き継ぐことで、トンバジスはFIAの主要なシングルシーター選手権の長期的戦略に貢献することになる。彼が担うことになる責務の中には、スポーツと技術面でのレギュレーション変更の構成を助けることがある。