フェラーリはこの日、キミ・ライコネンを終日走らせる予定だったが、ライコネンが体調不良を訴えたため、午前中は急遽セバスチャン・ベッテルが走行、ライコネンは午後にマシンを引き継いだ。ベッテルは66周を走り、ソフトによる1分19秒541で4位。ライコネンは49周を走行、ソフトで1分20秒242をマークし、9位となった。

ビッグスリーチームのドライバーたちに続く5位につけたのはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー。小さい問題が発生したというトロロッソだが、ハートレーは119周を走り、セッション終了直前にハイパーソフトで1分19秒823を記録した。ハートレーは昼ごろ、ターン12でスピンを喫し、赤旗の原因を作ったが、自力でピットに戻っている。午後にはピットレーン出口でストップする場面もあった。
