更新日: 2016.07.31 09:37
ハミルトン「余裕でPPのはずだった。逃した自分に腹が立つ」:メルセデス ドイツ土曜
2016年F1ドイツGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2位
今日は特に悪いところはなかった。最後のラップが成功しなかっただけだ。すごく接戦だったし、うまくやれるときもあれば、やれないこともある。
マシンの感触は素晴らしかった。チームはがんばって僕の望む状態に仕上げてくれたので、マシンにはポールを取る力があった。
ターン2の出口までは0.2秒削ってきていたが、ターン8以降、タイムが落ちてきて、ギャップを維持できなくなった。
ポールを逃したということは、やるべきことをしなかったということだ。でももう済んだことだから、気持ちを切り替えて、先のことを考えよう。
明日のレースで優勝するチャンスを失ったわけじゃない。いいスタートを決めて、そこから何ができるか見ていく。どういう戦略をとるのか分からないけど、それは今夜考える。
このコースはオーバーテイクが可能だから、1コーナーにすべてを賭ける必要はない。他の場所にもチャンスはあるんだ。
前回このサーキットでレースをした時には最後尾からスタートして、(3位)表彰台に上がった。その時に比べれば、ずいぶん上のグリッドだからね!
速さがあるのは間違いないし、今日はいい一日だった。かなり満足している。2番グリッドからでも何かができるはずだ。ポジションを上げることに集中していく。ここ数戦のような走りができれば、不可能なんて何ひとつないよ。
予選に向けて調子を上げて、最速、最速、最速で来ていたから、最終的に楽にトップに立てたはずだった。なのにそれができなかった。
自分に腹が立つようなときには、自分で何とか対処しなければならない。メカニックたちは、ポールを取ることを目指してクルマを仕上げてくれた。毎晩、深夜まで頑張ってくれているのに、彼らに見合うだけの結果を出せないときの失望は大きい。
今は何もできることはないけど、日曜に状況を変えることは可能だから、何とかうまくやってのけたい。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています