ホンダとの関係には「一切問題はなかった」と主張するアロンソは、一方で、マクラーレンがルノーへとスイッチしたのは正しい判断だったと主張している。
「僕らはマクラーレン・ホンダというエキサイティングなプロジェクトに着手した。彼らには競争力の高いマシンを作り出す力があった。最初の年は適応の一年になると予想されていたが、その後の2年も状況はよくならなかった」
「ルノーに変更したことに僕らは満足している。去年と比較して4秒速くなったんだ」

アロンソはテスト最終日に1分17秒784という、8日間全体における3位にあたるタイムを記録。これは2017年プレシーズンテストでのマクラーレンのベストタイムより、3.564秒速いものだった。昨年のテストと比較したタイム向上という面ではマクラーレンが首位に立っている。
「(今シーズンについて)悲観的になる理由は一切ない」とアロンソは言う。
「マクラーレンはF1史上最も素晴らしいチームのひとつだし、ルノーも最高のエンジンマニュファクチャラーのひとつだ。(ルノーを搭載した)レッドブルは去年3回勝っている。だから前向きに考えている」
「メルセデス、フェラーリ、レッドブルがトップ3を占める。その下は不透明だ。マクラーレン、ハース、ルノー、フォース・インディアが争うかもしれない。僕らはまずそのチームと戦い、それからトップ3に近づきたい」