サインツJr.「ペナルティが響き、怒涛の追い上げも再現できず」:トロロッソ ドイツ日曜
2016年F1ドイツGP決勝で、トロロッソのダニール・クビアトは15位、カルロス・サインツJr.は14位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 決勝=15位
今日のレースペースはいつもよりは多少安定していたし、いいラップも何度かあったんだ。ただ、グリップがいまひとつだった上に、ストレートでのパワーも伸びがない感じだったので、前方のライバルと戦うのは難しい状況だった。そして、そんなタフなレースの末に、ポイントには全く手の届かない順位で終わることになった。
僕らは改善できる部分はどこかを探し、長所を最大限に伸ばす努力をして、シーズン後半戦にはもっと速くなっていなければならない。今日のペースではまだ不十分だ。
僕自身はこの夏休みの間に自分のバッテリーをフル充電して、できるだけフレッシュな状態で休み明けのレースを迎えたいと思っている。
カルロス・サインツJr. 決勝=14位
ベストレースではなかったね……。3グリッド降格のペナルティを受けて15番手スタートになった時点で、楽なレースにはならないだろうと思っていた。
でも、スタートは良かったし、レース序盤はそれほど悪くはなかったんだ。僕は何台かを抜いて順位を挽回し、ポイント圏内まであと一歩の11位を争っていた。実際、今回もリカバリーが可能だと思っていたんだけど、最初のピットストップで大きなタイムロスがあり、序盤にコース上で稼いだ順位を全部吐き出してしまった。
それ以降は、残念ながら14位から抜け出すことができなかった。これが僕らの望んだポジションではなかったことは間違いない。まあ、シーズン序盤の締めくくりとして文句なしの一日ではなかったことは確かだが、今年ここまでの自分のパフォーマンスについて、全体としては満足している。明日からは久々の休暇が取れる。でも、数週間後にまたレースをするのが待ち遠しい気分だよ!