投稿日: 2018.03.28 08:42
更新日: 2018.03.28 08:45
更新日: 2018.03.28 08:45
F1ボス、オーバーテイクのない開幕戦に危機感。バトルできるマシン目指し、新レギュレーション制定へ
AUTOSPORTweb
オーバーテイクがほぼ不可能だった原因のひとつは、アルバートパークのコース特性であるが、2021年のF1テクニカルレギュレーション変更に取り組むブラウンは、マシンの問題を重要視している。ブラウンは、エキスパートに分析を依頼し、オーバーテイクとバトルを促進するための対策を探しているという。
「この問題に対して体系的なアプローチをとらない限り、状況は改善しないだろう」
「FIAやチームとともに、2021年に向けて目指していることのひとつは、ドライバーたちがコース上で他のマシンとバトルできるようなマシンにすることだ」
「そのために、FIAとF1は2台のモデルを使って空力面のリサーチプログラムを実行し、風洞とCFDで研究を行っている」
「今のパフォーマンスレベルを落とさず、ホイール・トゥ・ホイールのバトルができるようなマシンデザインを開発する必要がある」
ブラウンは、ファンの関心を引き付けることが何より重要であると強調した。
「F1ファンは優れたショーを見たがっている。コース上で見られる、最もエキサイティングで観客の目を引き付ける要素はオーバーテイクだ」
「F1のコミュニティー全体がこのニーズを満たすための努力をしなければならない。ファンこそが我々にとって最大の財産なのだから」
1 2