「2017年のオーストラリアGPと比較すると、メルセデスPUを使用しているチームは平均して1.1秒改善している」とファーンリー。
「残念ながら、ルノーPUを搭載するチームは1.6秒改善してきている。彼らがまさに我々のライバルなのだ」
ルノーはワークスチームの他に、マクラーレンとレッドブルにもパワーユニットを供給している。彼らがチャンピオンシップにおいてフォース・インディアのポジションを脅かすことになるだろうと、ファーンリーは考える。
「彼らは我々よりも多くの予算と人員を抱えているだけでなく、優秀なドライバーも擁している。そのため昨年と同様のクオリティを見せることが一層重要になる。一貫性と信頼性、そして優れた戦略が必要だ」
フォース・インディアは過去2シーズンでコンストラクターズランキング4位につけているが、2018年はその地位を守るための戦いに直面している。
「2017年に我々のマシンが4番手になったことはほとんどない。それにも関わらず、我々はコンストラクターズ選手権を4位でフィニッシュしたのだ」とファーンリーは指摘した。
オーストラリアGPを11位でフィニッシュしたセルジオ・ペレスは、チームが迅速に改善を施せることに何ら疑いを持っておらず、以下のように語った。
「僕たちはポイントを獲得するレベルの戦いにすぐに戻るよ。早ければバーレーンでは、改善されているだろうと期待している」