F1第3戦中国GP予選トップ10ドライバーコメント
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 予選=2番手
今週末ここまでの展開には、かなり満足している。今日の予選は結構な接戦だったね。僕らは良いアタックを2回走ったけれど、残念ながら最後のセクターでスピードを失ってしまい、(そのセクターでの)タイムを更新することができなかった。
もちろんもっと上を望んでいたけれど、明日はまた別の一日。僕らはレースをソフトタイヤでスタートするし、ライバルたちも同じコンパウンドでスタートする。その他のチームと比べると少し違う状況だが、この方がいいと思っている。僕らは僕らにとってベストだと考えることをやってきたし、これが最終的には最高な結果につながるはずだ。
僕らの目標は勝つことであり、まずは明日、いい仕事をして最大限の力を引き出すことが必要だ。これまでのレースではうまくやってきたと思う。マシンからより多くの力を引き出し、より多くを学んできたんだ。
一貫性もあるし、状況に満足している。もちろん、ここでも色々な部分での改善は必要だが、それは普通のことであり、終わることのないプロセスだ。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=3番手
ポールポジションを争えると思ってここに来たけれど、残念ながら届かなかった。かなり単純な流れの予選だったし、マシンからはすべてを引き出せたと感じている。1周のアタックのときにタイヤを完璧に使えていなかったのかもしれないが、それができていたとしてもフェラーリを打ち負かせるほどにはならなかったと思う。彼らとの差はだいぶ大きいから、残念だよ。
対策に当たる必要があるけれど、明日はまた違う一日だ。今日は風がとても強くて寒くかった。明日は晴れて、もっと良いコンディションになるはずだ。僕らは硬めのコンパウンドの方が調子が良いみたいだし、レースをソフトタイヤでスタートするので、それがアドバンテージとして使えるかもしれないね。
長いレースが待ち構えている。先週も目にしたように、接戦になるだろう。理論上、このコースはバーレーンよりもオーバーテイクがしやすいはずだから、明日は今日失ったものを取り戻せるといいね。
(トップ3記者会見で、ポールポジションのセバスチャン・ベッテルに0.5秒もの差をつけられたことに驚いたかと聞かれ)それには驚いている。彼らはターン1、ターン2といったロングコーナーでタイムを稼いでいる。彼らのマシンは本当に強力だ。