F1第3戦中国GP予選トップ10ドライバーコメント
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=5番手
今日は良いマシンバランスと感触を手に入れることができた。これ以上の結果を出すのは無理だったと思う。5番グリッドというのは現実的かつ、予想どおりの位置だと言える。
Q3でエンジンから最大の力を引き出せたとは感じていないし、そうできていたら、もう少しタイムを縮められたと思うんだ。僕らは2本のストレートでタイムを失っていて、それをコースの他の部分で取り戻すことは難しい。コーナーが重要であることは分かっていたけれど、差を埋め合わせられるほどの力はなかった。
全体的に見れば悪い予選ではなかったよ。フェラーリはとても速かったが、最終的にメルセデスからはそれほど離されてはいない。彼らはレースでは、あのエンジンモードを使うことができないのだから、ロングランペースを考えると、前方のライバルたちにもっと近づけるはずだ。僕らには異なる戦略があって、気温やデグラデーションの状態によって、1ストップで走るかもしれないし、2ストップのレースになるかもしれない。
クリーンなスタートを切れるといいね。それから順位を上げ、表彰台を確保できるかどうかを見ていこう。
(ライバルたちとの)ストレートスピードの差は、ここに来る前に予想していたよりも大きかった。フェラーリはストレートではものすごく速く、コーナーでもそれなりに速い。いいパッケージを見つけ出したんだね。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=6番手
予選に出ることができて嬉しいし、素晴らしい仕事をしてくれたメカニックたちに感謝したい。彼らはエンジン交換にかかる時間の記録を塗り替え続けてきたけれど、今回もやってくれた。14時ごろ、彼らは準備をするようにと言ってきたが、不可能だと思っていたんだ。(予選に)出られることを期待していなかったけれど、準備はできていたし、出られた時には興奮したよ。
今朝起きたことはメカニックのせいではないのに、彼らは時間に間に合うよう、マシンに新しいエンジンを載せるというプレッシャーにさらされた。でも、とてもうまくやってくれたよ。
最終的には比較的近いタイム差でトップ6の最後尾につけることになった。理想的ではないが、総合的に考えると悪い午後ではなかったし、チームが僕を予選に送り出してくれたことに、ただただ感謝している。
明日、僕の前のライバルたちは全員がソフトタイヤでスタートすると思う。僕とマックス(・フェルスタッペン)はウルトラソフトでのスタートになるので、戦略が間違いなく大きな役割を占めることになるだろう。それが僕らが表彰台に上がるための助けになることを願っている。
(ロイターから、ルノーのパワーユニットの信頼性が向上することへの期待が薄れつつあるのではないかと聞かれ)僕は希望を捨てたりはしない。ただ、徐々に楽観的に考える気持ちの余裕が減りつつあるのは確かだ。